日本の漫画とアニメが、成長した歩みを簡略に展開して、またその実績をまとめる。アニメの発展において、市場需要に迎えて出てきたOVAについて時代に分けてその特徴と実績をまとめる。
3月に開催された東京国際アニメフェア(TAF)で中国文化部が日本のトップ企業並みの展示スペースを確保し、中国中央電視台(CCTV)など大手企業を引き連れ派手にPRする光景が見られた。また、閉塞気味の中国市場を打破すべく、『三国演義』のような日中合作アニメも生まれつつある。
昨今の日本のアニメ市場を考えても隣の芝生が気になるところであるが、果たして今後日中間で今までとは違った局面が生まれる可能性があるのか。実際に現地を訪れてこの目で確かめてみようと思い杭州アニメフェア訪問したが、その直後、幸運にも経産省の計らいで大連と北京を訪れそのアニメ製作事情も伺い知ることも出来た。ということで雑多な内容のレポートになるかも知れないがご容赦願いたい。
中国は、改革・開放以来、外資を積極的に引入して、経済建設を重んじて発展させ、年増8%以上を保ちながら国を建ててきた。外国と頻繁に交流しているうち、大量の外国商品が入ってきたが、大衆文化商品の進入も例外ではなかった。その中でも、中国には、一衣帯水の隣国である日本からの影響が大きかった。